フランスの生命倫理関連法の調査研究を始めて、15年以上になりました。最初の立法までにも、またその後の改正にも、たいへん長い年月が費やされ、さらに見直しが続いています。そのため、調査研究も常に進行形、未完です。私にとって半ばライフワークのようになりました。
ここでは、これまで発表してきた論文の一覧を掲げるとともに、最新の動向のフォローを随時お知らせしていきたいと思います。
【発表論文】
［生命倫理関連法全般］
［研究対象者保護法］
- フランス研究対象者保護法の全面改正・解説および同法全訳『臨床評価』Vol.32 No.1, 271-295, 2005.
- フランス研究対象者保護法2006年施行令の分析(1)-研究倫理審査委員会の設置、構成、運営『臨床評価』Vol.33 No.3, 695-700, 2006.
- フランス研究対象者保護法2006年施行令の分析(2)-研究の審査・許可から実施、終了までの管理規定『臨床評価』Vol.34 No.1, 83-92, 2007.
- フランス研究対象者保護法2006年施行令の分析(3)-対象者の補償、登録、賠償などの保護規定／法の適用範囲／まとめの考察『臨床評価』Vol.34 No.2, 329-335, 2007.
［医師法、病者の権利法、そのほか］
- フランスにおける医師の規律のあり方『日本医事新報』No.4313, 75-79, 2006.
